糖負荷試験にひっかからないために|これだけは気をつけて

体験談

はじめに

妊娠中期に入り、突如現れる関門「糖負荷試験」。このワードを聞くまで、”妊娠糖尿病は約8人に1人の妊婦さんがなる“なんて、知らなかった人がほとんどではないでしょうか?調べるほどにでてくる、赤ちゃんと母体へのリスクと厳しい食事管理に不安が募っていく。。かくいう私もそんな一人でしたが、残念ながら妊娠糖尿病と診断されてしまいました。

この記事では、実際に糖尿病内科に通う私が実際に医師聞いた「検査にひっかからないためにできること」をお伝えします。また、経験した糖負荷試験(OGTT)の流れや、前日の食事内容、診断時に言われたこともまとめました。少しでも検査に向けた不安が軽くなりますように、、!


妊娠糖尿病になりやすい人の特徴

妊娠糖尿病の原因

そもそも妊娠糖尿病とは、妊娠前には糖尿病でなかった女性が、「糖尿病にはいたっていないものの、妊娠中に初めて指摘された糖代謝異常」のこと。以下に当てはまる方は妊娠糖尿病になりやすいようですが、私は該当せず。SNSを見ていても私と同じく該当しない方も多いように感じます。

1)糖尿病の家族歴、2)肥満、3)35歳以上の高年齢、4)巨大児分娩既往、5)原因不明の習慣流早産歴、6)原因不明の周産期死亡歴、7)先天奇形児の分娩歴、8)強度の尿糖陽性もしくは2回以上反復する尿糖陽性、9)妊娠高血圧症候群、10)羊水過多症(日本糖尿病・妊婦学会より妊娠糖尿病のリスクファクター)

ではなぜ私が?!糖尿病内科の先生に言われたこと

妊娠糖尿病は食事より体質の影響が大きいから、自分を責めなくて大丈夫

私の場合、前回の記事でも少し触れたように1回目の検査前日にラーメンを食べたりと、食事管理面で赤ちゃんに悪いことをしたなと後悔している部分があったので、このお話を聞いたときはなんだかほっとしました。


糖負荷試験にひっかからない方法とは?

これまでの話を踏まえると、体質問題で糖負荷試験の対策法はないのでは?と思ってしまいますが、私が診断を受けた後に先生に教えてもらった注意点をご紹介します。

これだけは気をつけて!前日の過ごし方

  • 食事の節制しすぎはNG
    「前日だけ糖質を抜けばいいんじゃない?」と思いがちですが、実は逆効果。急に糖質を抜くと体がびっくりして血糖値が乱れやすくなるそうです。
  • 睡眠・体調を整える
    前日はしっかり寝て、普段通り過ごすことが大切。ついつい、翌日の糖負荷試験が気になって夜な夜な携帯を触ってしまうこともあるかもしれませんが、夜更かしは禁物です!

1回目の糖負荷試験(50gOGTT)〜当日の流れ〜

検診前の食事

16時半からの検査で、いつも通り朝・昼食べてきてOKとのこと(病院によって異なるようです)

  • 当日朝:焼き芋70g 128kcal
  • 当日昼:大麦ごはん、鮭の塩焼き、卵焼き、キャベツとソーセージ炒め 458kcal

検査のステップ

  1. 最初に採血
  2. ブドウ糖が入ったサイダーみたいなドリンクを一気に飲む
  3. 60分後に採血

甘いドリンクの味と量

味は「炭酸が抜けたサイダー」で150-200mlくらいの小瓶サイズ。意外と普通に飲み切れました!

2回目の糖負荷試験(75gOGTT)〜当日の流れ〜

検診前の食事

9時からの検診で、前日夜9時以降絶食、当日は水だけOKとのこと(病院によって異なるようです)

  • 前日朝:納豆卵かけ玄米 290kcal
  • 前日昼:大麦ごはん、鮭の塩焼き、卵焼き、キャベツとソーセージ炒め 458kcal
  • 前日夜:ざるそば、茗荷、トマト、はちみつ入りヨーグルト 493kcal

検査のステップ

  1. 空腹時に採血
  2. ブドウ糖が入ったサイダーみたいなドリンクを一気に飲む
  3. 60分後に採血
  4. 120分後に採血

とにかく待ち時間が長いので、暇つぶしアイテムが必須です!

甘いドリンクの味と量

味は「めちゃくちゃ甘いサイダー」で1回目より量も多く感じ、なんとか飲み切りました。



じわじわくる妊娠糖尿病の診断

一旦は落ち込む

妊娠糖尿病と診断された日は、糖尿病内科の先生の「あなたのせいではないよ(体質だから仕方ないよ)」という言葉に救われましたが、バスに揺られながら半泣きで帰りました。

夫に話して前向きな気持ちに

食事管理がスタートしましたが、夫も同じメニューに付き合ってくれています。食事の最初にサラダを食べるなど、以前よりも健康的な食生活に。今では産後もベジファーストを続けよう!と前向きに話しています。


まとめ

  • 糖負荷試験の対策として、普段の食生活や体調管理でリスクは減らせる
  • 「普段通り」を意識することが大切
  • 万が一ひっかかっても自分を責めすぎないで

よくある質問(FAQ)

Q1. 糖負荷試験にひっかからないために前日は何を食べればいい?

A. 基本的には普段通りの食事を。前日だけ糖質を極端に抜いたりすると、かえって血糖値が乱れることがあるため、炭水化物・たんぱく質・野菜をバランスよく食べることが大切。


Q2. 糖負荷試験の前日はおやつを食べても大丈夫?

A. 普段食べている程度なら問題ないようですが、ケーキやアイスなど砂糖たっぷりのお菓子は避けた方が安心。


Q3. 糖負荷試験の絶食はいつから?

A. 受診時間や病院によって異なるため、通院先に確認を。


Q4. 糖負荷試験の飲み物はどんな味?

A. 「甘すぎるサイダー」みたいな味。人によっては気分が悪くなることもあるようです。


Q5. 妊娠糖尿病にひっかかったらどうなるの?

A. 食事管理や分食(1日5〜6回に分けて食べる)、場合によってはインスリン治療が必要になります。私も診断されたときはショックでしたが、医師から「体質の影響が大きいから自分を責めなくていい」と言われて前向きになれました。

関連記事(今後追加予定)

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医療情報に関する注記

本記事は筆者の体験に基づく記録です。治療・食事管理は必ず主治医・管理栄養士の指示に従ってください。数値・判断基準・指示内容は医療機関により異なります。

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