妊娠7か月で妊娠糖尿病と診断|糖負荷試験・転院・食事管理・リブレ測定開始までの怒涛の5日間の体験記録

体験談

はじめに

妊娠7か月で「妊娠糖尿病」と診断されました。最初はショックで、「もう好きに食べられないの?」と絶望。でも、いろいろと工夫していくうちに、意外と我慢しなくてもいいかも!と前向きな気持ちに変わっていきました。

この記事では、私が妊娠糖尿病を知ったきっかけから、2回の糖負荷試験、転院~リブレでの血糖値管理1開始を時系列でまとめ、最初に指導された食事管理方法もご紹介します。糖負荷試験を控えている方や、妊娠糖尿病の方の不安解消の一助になれば幸いです!

※本記事は筆者の体験談です。体調や数値には個人差があります。治療・食事管理は必ず主治医・管理栄養士の指示に従ってください。


妊娠糖尿病を知ったきっかけ

妊娠7ヶ月頃に、たまひよのルームで見かけ出した「糖負荷試験」というワード。どうやら妊婦は妊娠糖尿病になりやすく、検査を受ける人が多いらしいということを初めて知りました。

糖負荷試験って何?(ざっくり解説)

サイダーのような甘い飲料を飲んで、時間を追って採血し、血糖の変化を確認する検査です(詳細や基準値は病院によって説明が異なるため、別記事でご紹介します)。妊娠中期に、私はこの検査を約1週間の中で2回受けることになりました。


怒涛の5日間〜2回の糖負荷試験・診断・転院・リブレ開始〜

日曜:「もしひっかかったら…」でラーメン屋さんへ

正直、「もし妊娠糖尿病になったら、好きに食べられなくなるかも」という気持ちが強く、大好きなラーメンを食べに夫と魁力屋へ。お昼ご飯なら大丈夫だろうと、しっかりラーメンを堪能しました。笑

月曜:1回目の検査→連絡待ち→自分から確認

1回目の糖負荷試験。前日0時から「ひっかかったら連絡します」と言われ、夕方までそわそわ……。電話が来ない=クリアだと思いつつも、念のため自分から病院に電話。すると再検査が必要とのこと。翌々日の木曜に2回目の検査が決定。

1回目の検査結果

木曜:2回目の糖負荷試験

本当は夫とディズニーランドに行く予定だった日。兼ねてより二人の仕事の予定を調整し、この日なら体調的にも仕事的にも行けるだろうと楽しみにしていました。でも、早くはっきりさせた方が安心だと判断して予定変更、、朝から2回目の検査を受け、翌日の連絡を待ちました。


金曜①:コンビニ会計中に電話で“陽性”を告げられる

今日診断を受けたらもう自由に食べられない、、と思い、朝ローソンで一番ギルティそうなおにぎり「ポーク卵」を購入(笑)しかし、まさかの会計中に電話が鳴り「ひっかかりました(=妊娠糖尿病確定)」と告げられました。(おにぎりは夫のお腹へ、、悲)

2回目の検査結果

金曜②:紹介状→分娩予定病院への早期転院→糖尿病内科へ

私が通っていたのは家から近い個人クリニックで、糖尿病の管理には対応していないとのこと。そのため紹介状を受け取り、分娩予定の病院へ早期転院。しかしそこでもさらに糖尿病内科を紹介され、その足で受診。ここからリブレでの食事管理がスタートしました。
今思えば怒涛の1週間。早く結果をはっきりさせたい!という気持ちで、急遽検査を詰め込んだというのもありますが、仕事が忙しくない週で良かった、、と思いました。

左:リブレのアプリ画面/右:リブレ装着の様子

初めての食事指導

食事管理ルール

守るのは「食事2時間後の血糖値120mg/dl以下」だけ!思ったよりもシンプルでした。

<そのためにすること>

  1. 一日の食事を5~6回に分ける(=分食で一回の食事あたりの血糖値上昇を抑える)
  2. 食事の最初にサラダなどの食物繊維をしっかりとる
  3. 自分に合う食べ物や量を探す(=最初は食事2時間後の血糖値が120mg/dlを超えてもOK)

分食の時間割(私の場合)

  • 平日:6:00/9:00/12:00/15:00/20:00
  • 休日:6:00/9:00/12:00/15:00/19:00
    → 朝・昼・夕に小さめの主食、間食はたんぱく質+食物繊維を意識。空腹時間を作りすぎないようにすると、食後のピークがやや穏やかに。

食べる順番・食後の運動

  • 最初にサラダ→たんぱく質→主食の順番を徹底
  • 食後10分だけでも動く(家事でも立っているだけでも、とにかく座ったままでいない)

リブレを使ってみた感想

人生初の血糖値モニタリング!24時間リアルタイム測定は結構面白い。数値の動きが見えると、食べる順番や量の調整の“効果”が体感できます。夫も「一緒にリブレをつけて血糖コントロールしてみたい!」と協力的になってくれて、家族で取り組む雰囲気が生まれました。食事管理は大変ですが、最初にサラダを食べるなど、健康的な習慣が身につくと前向きに捉えられるように。


まとめ

これまで”あすけん”に課金をし、食事と体重管理を徹底していた自信があったので、妊娠糖尿病と診断を受けた時は本当にショックでした。糖負荷試験前の暴飲暴食が行けなかったのか?!と悔やむこともありましたが、後悔しても仕方がない。ただ、実際に食事管理を初めてみると、想像以上に我慢しなくてもいいということを知ることができました!


よくある質問(ミニFAQ)

Q. おやつは食べていいの?
A. 量とタイミング、組み合わせがカギ。たんぱく質や食物繊維と一緒に、少量を。→低糖質おやつまとめ

Q. 外食でのコツは?
A. 主食(炭水化物)を少なめに。サラダ+スープ+たんぱく質を先に選ぶ。→外食・コンビニの選び方

Q. リブレって実際どう?
A. 自分にとって血糖値があがりやすい食べ物と量がわかります。“効いた工夫”が見えるのがメリット。設定や読み方のコツは別記事で詳しく。→リブレ活用ガイド


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医療情報に関する注記

本記事は筆者の体験に基づく記録です。治療・食事管理は必ず主治医・管理栄養士の指示に従ってください。数値・判断基準・指示内容は医療機関により異なります。

  1. リブレは、持続グルコース測定」ですが、本体験談ではわかりやすく血糖値をモニタリングするツールとして記載しています ↩︎

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